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【2025年版】コーヒーがじわじわ値上げ。大手メーカーと個人店、それぞれの事情と コーヒー好きのための対策5選

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「あれ、コーヒーって値上げした?」と感じているあなたへ

最近、いつものコンビニコーヒーや自宅のレギュラーコーヒーの値段に"ん?"と感じたことはありませんか? それ、気のせいではありません。

2025年に入ってから、じわじわとコーヒー関連商品の値上げが進んでいます。 特に、普段何気なく飲んでいる1杯が、少しずつ財布に響いてくるようになったと感じる方も多いのではないでしょうか。

これまで100円台だったカフェラテが120円、130円と上がり、家庭用のコーヒー豆やドリップパックもまとめ買いしづらくなってきました。 スーパーの棚を見ていても、「え、この商品ってこんなに高かったっけ?」と二度見してしまうことも。

この記事では、そんな私たちの“日常の一杯”に起きている変化をしっかりと捉え、 大手メーカーの値上げ動向や、その波を受けながらも独自の工夫で乗り越えようとする個人経営のコーヒー店の姿を追いかけます。

そして、「じゃあ、私たちはどうする?」という視点から、これからも美味しくコーヒーと付き合っていくための方法もご紹介していきます。 日々の暮らしの中で欠かせないコーヒー。だからこそ、無理なく、賢く楽しむヒントをお届けできればと思います。

 

コーヒー大手メーカーの値上げラッシュが止まらない

コーヒー業界の代表格、味の素AGFやUCCなどが次々と価格改定を発表しています。

また、カフェチェーン最大手のスターバックス コーヒー ジャパンでも、2025年2月15日から価格改定が実施されました。

 

  • 味の素AGF:「ブレンディ」「マキシム」「ちょっと贅沢な珈琲店」「インスタントスティックシリーズ」など、家庭用コーヒー製品176品目が2025年7月から25〜55%の値上げ。

  • UCC上島珈琲:「職人の珈琲」「ゴールドスペシャル」「カフェメール」「ブラック無糖ペットボトル」などが2025年5月から15〜30%値上げ。

 

スターバックスも“立地別価格”で一部値上げ

スターバックスは、全国の約3割の店舗で価格を引き上げる「立地別価格制度」を導入しました(2025年2月15日~)。

  • 特定立地価格A(サービスエリアや空港など):平均約6%(13円~32円)値上げ

  • 特定立地価格B(東京23区や大阪市内など):平均約4%(4円~28円)値上げ

全体の約7割の店舗では価格を据え置いているものの、都市部を中心に価格が変動する形となっています。

一方で、ソイミルク変更の無料化や、2杯目の「One More Coffee」特別価格サービスなど、利用者の満足度を維持する取り組みも継続中です。 詳しくはスターバックス公式プレスリリース:https://www.starbucks.co.jp/press_release/pr2025-5387.php

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なぜこんなに上がるの?

  • コーヒー豆の国際価格高騰(ブラジルやベトナムの不作)

  • 円安の進行(輸入コストUP)

  • 物流・人件費の上昇(ドライバー不足、賃上げ)

コーヒー豆ってほとんどが輸入品。だから、世界情勢にかなり左右されます。

 

コーヒー個人店はどうしてる? 値上げするお店、踏みとどまるお店

原材料が上がっているのは、個人店も同じ。 大手ほどの価格交渉力がない分、原価の影響をより直接的に受けてしまうのが現実です。 ただし、その対応はお店ごとに異なり、地域性や客層、店主の考え方によってさまざま。 たとえば…

値上げに踏み切った店

「仕入れ価格が去年の1.5倍。さすがに限界…」と、一杯50〜100円の値上げに踏み切る店舗もあります。 ある焙煎所併設カフェでは、ブレンドの内容を変更して価格据え置きする努力をしていたものの、品質とのバランスが取れなくなり、結果的に価格改定に踏み切ったそうです。 それでも、値上げに際しては「豆の産地情報を丁寧に説明する」「サイズを選べるようにする」など、顧客満足度を保つ工夫を行っているケースが多く見られます。

値段据え置きにこだわる店

一方で、たとえば個人経営店では、2025年3月からも価格据え置きを発表。 「常連さんの日常を壊したくない」という想いから、利益を削ってでも価格は変えないそうです。 他にも「自家製焼き菓子を少し小さめにしてコーヒーは価格据え置き」といった、セットメニュー全体で調整する店や、「平日限定の値段そのままキャンペーン」を行っている店もあります。

小さな店には、それぞれの“哲学”があります。 値段以上に、大切にしているものがあるのです。

 

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じゃあ、私たちはどうする? コーヒー好きのための対策3選

コーヒーが値上がりしても、飲むのをやめるのはちょっと…ですよね。 だからこそ、ちょっとした工夫や視点の切り替えで、日常のコーヒータイムを守る方法を考えてみましょう。

1. まとめ買い&特売活用

セール時に大容量パックを買ってストックしておくと◎ ドリップパックは意外と賞味期限長めです。 定期的に価格をチェックすることで、タイミングよくお得に仕入れられます。 最近はオンラインショップ限定のまとめ買いキャンペーンも充実しているので、ネットで探すのもおすすめです。

 

価格コム上位3選

 

2. 豆から淹れるスタイルにシフト

インスタントやドリップより、実は豆を買って挽いた方がコスパが良いことも。 ハンドドリップは趣味としてもハマるかも。 コーヒーミルやドリッパーは初期投資こそかかりますが、長期的に見ると節約になることが多いです。 豆の鮮度にもこだわれるので、味の満足度もアップします。

 

3. サブスクや定期便を見直す

コーヒー豆やドリップバッグの定期便サービスを利用している人は、改めてプランを見直してみましょう。 価格改定があった場合でも、長期利用者限定の特典や割引が適用されることもあります。 また、あえて別ブランドに乗り換えることでコストパフォーマンスが改善される可能性も。

このように、価格上昇に対してもできることはたくさんあります。 あなたに合った方法で、引き続きコーヒーのある暮らしを楽しんでいきましょう!

 

家族で気軽に飲める、美味しいコーヒー

 

スペシャリティコーヒー専門店

 

おわりに:それでも飲みたい、あの一杯

コーヒーって、ただの飲み物以上の存在。 朝のスイッチを入れたり、仕事の合間のリセットになったり、会話のきっかけになったり…。

多少高くなっても、「あの一杯」に価値を感じる人は少なくないはず。

これからも上がり続けるかもしれないコーヒー価格。 でも、少しだけ工夫を加えれば、これからも美味しく、楽しく付き合っていけそうです。

 

【過去記事】

 

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