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連休明け、やる気が出ないあなたへ。私が立ち上がれた3つの習慣

連休が明けた朝、「どうしてもエンジンがかからない自分」に戸惑っていませんか?

目覚ましは鳴った。
布団からも、なんとか出た。
でも──

身体も頭も、ぜんぜん動く気がしない。
今日からまた仕事?もう少しだけ、何も考えたくない。

そんな朝を迎えている人、きっと少なくないと思います。

連休は楽しかったはずなのに、
いざ日常に戻ると、なぜか心が重たい。
「切り替えがうまくできない自分」に、少し落ち込んでしまう。

でも、安心してください。
それ、あなたの意志が弱いからじゃありません。

人は、心が緩んだあとにギアを入れるとき、少なからず「空白」が生まれるもの。
その“間”をどう過ごすかで、復帰までの流れが大きく変わります。


この記事では、
かつて連休明けが苦手だった僕が、**実際に立ち上がれた「3つの習慣」**をお伝えします。

どれも、今日からできるものばかり。
むしろ「やる気がゼロのとき」にこそ、試してみてほしい内容です。

  • 無理せず

  • 焦らず

  • 自分のペースを取り戻す

そんな小さなスイッチを、あなたの手に届けられたら嬉しいです。

1|朝の「リズム」を先に整える ─ やる気より、まず動きを取り戻す

「連休明け、まったく動けなかった。」

頭では「やらなきゃ」と思っていても、体がついてこない。
起きるのも、動き出すのも億劫で、何をするにも腰が重い。

でも、それって実は──
“やる気”がないんじゃなくて、“リズム”が崩れているだけなんです。


モチベーションは“待つ”ものじゃない

よく、「やる気が出たら動こう」と思ってしまいがちです。

でも実際には、やる気って「動き出したあと」に出てくることがほとんど。

たとえば、ランニングを想像してみてください。
最初の5分がいちばんツライけど、走り始めるとだんだん楽になってくる。

それと同じで、

モチベーションは“きっかけ”じゃなく“結果”。

だから、まずは「動く」が先。

「動けない自分」にダメ出しするのではなく、
動ける“仕組み”を作っておくことが大切なんです。


朝5分の“ルーティン動作”で、脳に「再起動信号」

僕がやっていることは、シンプルです。

出勤前、コーヒーをいれて机に座る。
noteの下書きを1行だけでも書く。
書けなくても、タイピングだけする。

この「朝5分ルール」が、
連休明けのぐずついた心に、
「さあ、今日が始まるよ」という信号を送ってくれます。

大切なのは、成果を出すことじゃなく、座ることそのもの
結果的に書けなかった日があっても、「やった」という小さな実感だけは手元に残ります。


リズムが戻ると、自然とやる気も戻る

この小さな習慣を繰り返していると、ある日ふと気づきます。

「あれ、今日はちゃんと起きられたな」
「なんとなく仕事にも入りやすかったな」

それは、やる気が勝手に戻ってきたのではなく、体のリズムが戻っただけなんです。

だから、

やる気を求める前に、「まずはリズム」を整える。

最初の5分を、ただの“自分起動タイム”にする。
それだけで、ずいぶんと世界の見え方が変わってきます。

2|あえて「やらないこと」を決める ─ 情報断食で心を軽くする

連休明けの朝──
何をするにもやる気が出ない。
手元のスマホをなんとなく開いて、XやThreadsを眺めてみる。

「連休中に○記事仕上げました!」
「今日からまた全力で走ります!」
「今年はもう120本目の投稿です!」

──そういう“がんばってる誰か”の投稿が、タイムラインに次々流れてくる。

焦る。
置いていかれている気がする。
「自分は何もしてない」と責めてしまう。

でも、ちょっと立ち止まって考えてほしい。
いま本当に必要なのは、「何かを足すこと」ではなく、「余白をつくること」かもしれない。


SNSを開く手を、そっと止めてみる

僕自身、連休明けはいつも同じパターンに陥っていた。

  • やる気が出ない

  • 他人の頑張りを見る

  • 焦る

  • でも自分は動けない

  • 自己嫌悪

  • またSNSを見る…(以下ループ)

それを断ち切るために、今回はあえて「やらないこと」を決めるようにした。

まずやったのは、ThreadsとXの通知をOFFにすること。
アプリのアイコンはそのまま残していても、通知が来ないだけで、思った以上に心が静かになった。

さらに、タイムラインを見る代わりに、
朝の5分だけ、白紙のノートアプリを開いて「今の気持ち」を書くようにした。

誰にも見せない。自分だけのために。
それだけで、少しずつ思考が整い始めた。


情報が「多い」ほど、人は不安になる

現代は、放っておいても情報が流れてくる。
「知らないうちに比べてしまう」「意識してないのに焦ってしまう」──
そんな負の連鎖は、意外とスマホの中にある。

だからこそ、やる気が出ないときは、あえて距離を置く

  • SNSの通知を切る

  • ニュースアプリを開かない

  • YouTubeの“おすすめ”を見ない

それだけで、頭の中に余白が生まれる。

そしてその余白が、

「自分はどうしたいんだっけ?」
「今日は何ならできそうかな?」

そうした“本来の自分”にアクセスするための、大事なスペースになる。


「やらないこと」を決めるのは、自分を守るための選択

行動しようとしてもできない日。
そんなときに、がんばっている人の情報は、刺激ではなく“プレッシャー”になる。

だからこそ、自分を守る意味でも、
**「情報断食」**はとても有効だった。

実際に、僕がThreadsとXの通知を3日間切っただけで──

  • 無駄にスマホを触る時間が激減

  • 夜の頭の重さが軽くなる

  • なにより「比べること」が減った

やる気が戻ってくるには、比較じゃなく、安心が必要なんだと実感できた。


だからもし今、
スマホを開いてはため息をついているなら──

まず、閉じてみてほしい。

何かをやる前に、何かを「やらない」と決めること。
それもまた、大事な“はじめの一歩”になる。

 

3|「完璧な1日」じゃなく「1つだけできた日」を目指す

─ やる気が出ないときほど、1日のゴールを小さくする


連休明けの朝。
SNSには「今日は●●をこなした!」「タスク全部終わった!」という投稿が並び、
なぜか自分だけが立ち止まっているような気がする──そんな感覚に陥ったことはありませんか?

でも、そんな日こそ思い出してほしいことがあります。

やる気がないときに「完璧な1日」を目指すのは、
登山の最初の一歩で、いきなり頂上を狙うようなもの。

つまり、途中で息切れして終わってしまうのが当然なんです。


■ 成功体験のハードルを、もっと下げていい

僕が連休明けのやる気ゼロ状態から、立ち上がれた理由のひとつ。
それは──

「今日はこれだけやればOK」という“小さな達成ライン”を自分に設定するようにしたからでした。

たとえば、こんな日がありました。

  • 仕事は溜まっている

  • noteも書けていない

  • SNSにも出す気力がない

そんな夜、ベッドに寝転びながらスマホで3行だけ書きました。


「今日、思ったこと。
朝のコーヒーがちょっと美味しかった。
あしたは、もう少し早く起きたい。」


たったこれだけ。
でも、その小さな3行をnoteに投稿したとき、
「今日、何もできなかった」は「今日は、1つできた」に変わりました。


■ 自信は「できたこと」にしか宿らない

モチベーションが湧かないときほど、
「本当はもっとできたはずなのに」と自分を責めてしまうものです。

でも、自信や達成感というのは、
“できなかったこと”を数えても生まれてこない。

むしろ、どんなに小さくても、
「今日、自分はこれだけはやった」という事実が、
自分を少しずつ回復させてくれる。


■ 「完璧」を目指さなくても、人は動ける

連休明けに限らず、
気持ちが重い朝は、誰にでもあるものです。

だからこそ──

  • todoリストは1つだけでいい

  • noteは3行でもいい

  • ストレッチ1回でも「OK」としていい

「完璧な1日」じゃなく、「1つだけできた日」で満点。

そんなふうに考えられるようになると、
やる気が戻らない日でも、自分のリズムは守れるようになります。


明日、同じように気分が沈んでいたとしても、
「昨日の自分が何か1つやってくれた」
──そう思えるだけで、人はまた動き出せます。

 

【実践チェックリスト】

■連休明け、やる気ゼロの自分を立て直す小さな行動

✅ 「やる気が出たら動く」ではなく、「動いたらやる気が出る」と心得る
✅ 朝のルーティンは“気合い”よりも“流れ”で作る(例:決まった服を着る・決まった飲み物を飲む)
✅ SNSは“閉じる”より“あえて見ない時間”を決める
✅ 今日は“たった1つだけやる”で十分と決める
✅ 3日続けられそうな、ゆるくて現実的なタスクを習慣化してみる


【結論】

やる気を“待つ”んじゃなく、自分で“呼び戻す”

やる気が出ない朝は、誰にでもある。
でも、それはあなたが「やる気がない人」だからではない。

“長い休みのあとに、うまく再起動できない”──それはただの「脳の現象」。

だからこそ、気合いではなく、仕組みや環境で「呼び戻す」。
ちょっとした動きの積み重ねが、再始動のきっかけになる。

やる気は、迎えに行くもの。
待っていても、なかなか来てくれないから。


【最後に】

今日のあなたが少しだけ動けたら、それだけでもう十分です

連休明け。
やることは山積み。なのに、体も心も動かない──

そんなときに必要なのは、誰かに怒られることでも、頑張れと叱咤されることでもない。
「動けないのも、あなただけじゃない」と知ること。

そして、
完璧じゃない一歩を、自分の意思で踏み出すこと。

今日、たった一つだけでも行動できたなら──
それだけで、あなたはもう「前に進んでいる」。

焦らず、比べず、自分のペースで。
今日という日が、あなたにとって再始動の一日になりますように。