一定の年齢になればなにかと自由な時間が出来てきたり合いますよね。転職まではなかなか決断が出来ない。だけど、本業以外の副収入が欲しいといった考えも出てきます。そこで、私自身が興味があることや経験があり、土日に出来る副業や在宅での仕事をピックアップしてみました。
時間を見つけて挑戦してみてはいかがでしょうか。
【土日にできる副業9選】
1. アンケートモニター
アンケートに回答して収入を得る方法です。主なサービスは『リサーチパネル』『マクロミル』『楽天インサイト』があります。
Webアンケートはスマートフォンでも回答できるため、気軽に取り組みやすいのでおすすめです。また、続けていくとオンライン座談会などの依頼があり、1回数千円の収入を得られます。商品モニターは販売前の商品などサンプルが送られてきて、使用感をレビューして報酬を得ます。
報酬の形態はサービスによって異なり、キャッシュバックもあれば、ポイントが付与されることもあります。アンケートモニターとあわせてポイ活もおすすめです。
当然ながら、設問が多いアンケートは報酬も多い傾向にあると思いますが、これは平日でも可能なお仕事(副業)と言えます。
2. フリマアプリ
身の回りの不用品をフリマアプリで売って収入を得ることができます。おもなサービスは『メルカリ』『ラクマ』『PayPayフリマ』などがあります。それぞれ出品手数料や送料などが異なるため、事前に確認しておきましょう。
平日は購入希望者からの質問に対してスマートフォンで対応し、週末に発送と出品作業をおこなうとよいでしょう。安定して収入を得るには、商品画像や説明文、価格設定など工夫が必要です。
リサイクルショップに持ち込むより効果に買い取ってもらえることが多い感触です。梱包や発送の手間はかかりますが、断捨離の観点からもおすすめです。
3. スキル販売
業務効率化や営業のコツなどをまとめた資料やアドバイスなど、もっているスキルを販売して稼ぐ方法があります。主なサービスは『Timeticket』『ココナラ』『ストアカ』『MENTA』などがあります。就活生に向けたアドバイスや履歴書の書き方などのスキルを、時間単位で販売することが可能です。
動画編集のスキルがあれば、『Udemy』の講師になる方法もおすすめです。一度動画を作成すれば放置していても、購入されるたびに収入を得ることができます。
ただし、本業で守秘義務のある仕事をしている場合、外部に漏らしてはいけない情報を漏えいさせてしまう可能性があるため注意が必要です。
4. アフィリエイト
アフィリエイトは、ブログやYouTubeなどに広告用のリンクを貼り、クリック数で発生した収入を得る方法です。アフィリエイトはASPと呼ばれる仲介業者を介してリンクを掲載するのが一般的で、主なサービスに『A8.net』『もしもアフィリエイト』などがあります。
無料で始められるうえに、一定のファンがついたら定期的な収入を得られることがメリットです。
自分の経験やスキルを発信して稼げますが、SEOや広告表現などの知識やスキルが求められます。また、実際に利益を得るには長い時間がかかるため、長期的な視点で稼ぐことを目標としている人におすすめです。
現在、複数のブログにて実践していますが、なかなか成果は上がらないのが本音です。ただ、いろいろ試行錯誤しながら今後もチャレンジしていきます。
5. コーディング
エンジニアやプログラマーにおすすめの副業です。コーディング案件を獲得できる主なサービスには『Workship』『レバテック』などがあります。
『レバテック』の調査によると副業の作業時間は「週5時間以上10時間未満」がもっとも多く、月収の最多は32.6%の「5万円未満」とわかりました。
仕事獲得の経路は知人の紹介が最多ですが、人脈がない場合でもクラウドソーシングなどでコーディングの案件を探せます。本業と異なる業務を探しやすく、高単価の案件も狙えるでしょう。現状のスキルを生かしてしっかり副業で稼ぎたいエンジニアにおすすめです。
6. ITコンサルタント
ITコンサルタントは、経営戦略に応じたITツールの選定・導入・支援をおこなう副業です。DX推進に伴いIT人材の需要が高まったことで、ITコンサルタントの副業が注目を浴びています。ITコンサルタントとして活動するために必要な資格がないため、専門性を生かすことができればすぐに始められるのも特長です。
通常のクラウドソーシングやエージェントにも案件はありますが、コンサルタント向けのマッチングサービスである『ビザスク』『HiPro Biz』などの活用もおすすめ。週末限定でオンライン対応できるように仕組化できれば、ワークライフバランスをたもちながら副業を続けることができるでしょう。
待ち営業のスタイルが確立するまでは人脈づくりが必要です。フリーランス向けのコミュニティなどに積極的に参加することで、案件につながる出会いもあるかもしれません。
7. クラウドソーシング
クラウドソーシングは副業に適した案件が豊富です。おもなサービスは『クラウドワークス』や『ランサーズ』などがあります。
土日・週末にできる副業を探すなら、単発で終わるタスク案件がおすすめです。取り組みたい案件にすぐ取り掛かれます。時間管理がうまくできるなら、プロジェクト案件にも取り組めるでしょう。簿記知識が生かせる経理業務もあります。
スキルや興味のあるジャンルに絞って案件に取り組めます。未経験者向けの案件も探しやすいため、本業とは異なる業務に挑戦してみたい人にもおすすめです。
8. 週末カフェ・キッチンカー
会社員として働いているけど本当は飲食店をやってみたかった人や、将来はカフェ運営を目指している人におすすめの副業です。
実際に店舗をもって開業するとなるとハードルが高いですが、間借りなら店舗を借りなくてもいいので負担を減らせます。キッチンカーをレンタルして週末カフェをする方法もおすすめです。
週末のみの営業になるため、副業として成功するには集客が大事です。開業前からSNSで周知し、オープンまでの告知をおこなうなど戦略的にSNSを活用しましょう。
また、飲食店の開業には「食品管理責任者」の資格が必須です。間借りする店舗が大きく収容人数が30名を超えるような店舗で運営するなら「防火管理者」の資格も必要になります。
9. 単発のアルバイト
引っ越し作業や倉庫作業などのアルバイトは、土日のみの求人も多くあります。本業がデスクワークの場合、週末の副業は身体を動かすことを目的としたアルバイトを探すのもおすすめです。
単発のアルバイトは時給が決まっているため、働く前にどのくらい稼げるのかはっきりとわかるところがメリットとしてあげられます。本業と違う仕事をやることでリフレッシュになるという声もきかれます。
一般的な求人サイトで条件を絞って探す方法もありますが、近年ニーズが高まっている『Timee(タイミー)』や『シェアフル』などに登録して探すのもおすすめです。
【土日・週末だけで稼げる副業の選び方】
本業の業務に支障をきたさない副業の選び方についての考え方です。
選び方1. 土日だけで完了できる仕事を選ぶ
平日に納期が設定されていたり、やり取りが発生したりすると本業に支障をきたしてしまいます。
可能な限り土日で完了できるような単発の仕事を選ぶのがおすすめです。もしくは土日のみのやり取りで進められるような仕事を選びましょう。
選び方2. 在宅ワークができる仕事を選ぶ
本業で毎日出勤している場合、週末まで外に出て働くのはしんどい人もいるのではないでしょうか。在宅ワークなら出勤は不要で、好きな時間に取り組めます。また、成果報酬型が多いため、人間関係の悩みがほぼなく、長く続けやすいメリットがあります。
また、ITコンサルやマーケターなどのビジネス系職種や、ネットショップやクラウドソーシングによる在宅ワークは選び方によって、キャリア形成も可能です。
選び方3. キャリアアップにつながる仕事を選ぶ
副業の目的は収入になりがちですが、本業の職務に役立つ仕事であればキャリアの選択肢を広げることが可能です。これは勤務先にとってもメリットがあるため、副業を始めるときに相談もしやすくなります。副業を決めたら、勤務先にどのような仕事をするのか、事前に伝えておくことが大切です。
【土日・週末の副業で稼ぐポイント】
週末の副業で成果を出すために、押さえてたいポイントです。
ポイント1. 自分のスキルを洗い出す
すでにもっているスキルを生かせる仕事なら、下準備が不要なため収入につながりやすいです。どのようなことができるのか、まずは自分のスキルを洗い出してみましょう。
これまで何をやってきたのか、経験を書き出すことで副業につながる強みや得意なことを見つけることができます。案件のミスマッチも防ぐことも可能です。
ポイント2. 時間管理を徹底する
週末だけの副業でも、何時間働くのか時間を明確に決めることで集中して取り組むことができます。ダラダラと取り組まないためにも、作業時間はしっかりと把握しましょう。
時間を決めるときはあまりゆとりをもたせず、短めに設定しておくと効率化を図りやすくなります。PCを使う仕事なら、時間管理ツールなどを導入するのもおすすめです。
時間管理で特に注意したいのは、副業先でも雇われている場合。副業で長時間労働による健康被害が起きた場合、企業側に安全配慮義務が認められることがあります(労働基準法第38条)。また、副業を含めた時間外労働には上限が設けられていて、法定労働時間の上限は原則45時間・年360時間、それ以上は法定外です。
つまり、週末の副業は休日労働として通算されます。たとえ副業が認められる場合でも、月100時間未満、2か月~6か月で平均80時間以内が原則です。
なお、あくまで副業先で雇われている場合の話となり、業務委託で案件を受けるぶんには労働時間の通算は不要です。
ポイント3. 生活リズムを整える
副業で成果を出すには、ふだんの生活リズムを整えることが大切です。生活リズムが乱れていると、健康にも影響をおよぼすおそれがあります。週末だからと深夜までダラダラと働くような不規則で変動的な稼働をくり返さないように注意しましょう。
もちろん、週末だけではなく、平日の生活リズムも同様です。ダブルワークを長く続ける意欲があるなら、生活リズムとあわせて食生活なども気を付けてください。
【土日・週末に副業をするときの注意点】
国は雇用形態を問わず副業を推進しています。ただし、情報漏えいや利益相反、労務管理などの観点から副業を禁止している企業も少なくありません。週末に副業をするときの注意点は以下のとおりです。
注意点1. 働きすぎに気をつける
本業の業務がおろそかになるのではという懸念から、副業が認められていないケースもあります。
たとえば、労働基準法第38条では以下のように定められています。労働時間は、事業場を異にする場合においても、労働時間に関する規定の適用については通算する
労働時間外の時間の使い方は労働者が自由に決められるものですが、副業を認めることで本業に支障をきたすのではないかという懸念があるようです。また労働時間を通算するといっても、企業は副業でどのくらい働いているのか労働時間を把握しづらいのが現状です。
副業をおこなうときは働きすぎに注意し、本業との両立を意識しましょう。
注意点2. 副業OKの会社か確認する
会社にばれずに週末だけ働きたいと考える人もいると思います。しかし副業は、住民税の徴収方法でばれることがあります。住民税の徴収方法は「普通徴収」と「特別徴収」があります。
・普通徴収:納付書払い
・特別徴収:本業の給与より天引き
副業で得た所得が事業所得や雑所得に分類される場合は「普通徴収」を選び、副業バ レを回避できます。しかし、給与所得の場合は「特別徴収」しか選択できません(地方税法第321条の3)。支払っている給与に対して引かれる住民税が多いことで、副業がばれてしまいます。
本業の勤務先で副業が禁止されているときは、在宅ワークなど業務委託契約を結んでおこなう職種を選ぶのがおすすめです。
注意点3. 情報漏えい・利益相反に注意する
土日・週末の副業をおこなうときは、情報漏えいや利益相反に注意が必要です。
利益相反とは一方では利益になるものの、他方では不利益になることを指します。つまり、本業で得た知識などが副業先の利益となり、本業の勤務先が損をするということです。もし、企業独自の研修などで身につけた方法を副業先に教授するような場合、情報漏えいと認識されるおそれもあります。
機密事項の漏えいは懲戒解雇など重い処分が科せられるため、注意が必要です。とくに知識や経験を生かした副業をおこなうときは抵触しやすいため気を付けてください。
注意点4. 稼ぎすぎたら確定申告が必要に
副業収入は課税対象のため、副業で得た所得が20万円を超えたら確定申告が必要です。
年間所得20万円以下でも、源泉徴収がされているなら確定申告により所得税の還付を受けられます。
給与所得の年末調整は原則「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」を提出している勤務先のみでおこなうことが定められています。そのため、副業先で年末調整を受けることはできません。副業が給与所得の場合、副業先からもらった源泉徴収票をもとに確定申告書を作成し、自分で確定申告をしましょう。
注意事項はそれなりにありますが、実践可能なものを挙げてみました。ぜひ、時間を有効活用して実践してみてはどうでしょうか。
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